夏本番です 全国の吹奏楽部青少年のためのコンクールの季節です
18、19日と 山形県村山地区大会が行われました
センム竹田は中高と吹奏楽青年だったため、昔とったなんとやらで、子供達の中学校の吹奏楽部におじゃまさせてもらって音楽を楽しんでおります。
結果はついてきませんでしたが、彼らにとってのいい演奏は披露できたのではないかと思っております、が、あんなこと、こんなこと、もっと教えたらよかったなーと自責の念もありまして 複雑です。
日本の吹奏楽はこのコンクールを中心に動いておりまして、コンクールを突破することが最終目標になっております。
部活動において明確な目的があり、それを遂行するためにさまざまな努力をすることはとってもいいことです、モチベーションは大切です。
学校の生徒数にたいする吹奏楽部員の割合は1割を超えています。
その市場たるや、以前とは比べものにならないでしょう。これも歓迎すべきことです。
私が危惧するのは、吹奏楽、とくにコンクールに対しての商業的側面があまりに見えすぎていることです。
作曲家がコンクールの自由曲用に、規定の時間、規定の人数、審査員の印象が良さそうな曲想、その条件に合ったように作曲をする。その楽譜は確かに売れるでしょう。
昨今のコンクールのプログラムはそのような曲のセレクトが多い、いや、ほとんどのように感じます。もっともっといろんな曲の選択あってもいいのになーとは思います。
私の希望は、学生諸君に一生音楽と付き合っていってもらいたいことです。楽器を続けることでもいい、聴くだけだっていい。吹奏楽部だったから音楽が大好きなんですと一生言えるようになったらいいなと思っています。そうすれば音楽業界も今より何倍も市場が広がる…….. と思ってしまうところが商売人のサガですが。
音楽を楽しむにはある程度の知識が必要です。その知識を学生時代の吹奏楽部で養ってもらいたいのです。言われて合わせるのはある意味簡単。合わせ方を考えてやってみて、それで合ったらもっと楽しいし、音楽ってキレイだなって思うことができるはず。鑑賞の仕方も大きく変わってきます。
今日のブログはセンムのひとりごとです。コンクールについてはさまざまなご意見あると思いますが、そう思ってるヒトもいるんだなって程度に考えてください。
まだコンクールシーズンははじまったばかり。大会のコマを進めることができた諸君はつぎの大会でもいい演奏ができるように、いっぱい練習してください。楽しみながらね
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